酸素溶解効率曝気したエアー中の酸素が、曝気液に取り込まれる割合のこと。酸素溶解効率が低下し、必要な酸素量が曝気液に供給出来なくなると、酸素不足による弊害が出る。他の条件が同じであれば、曝気した泡のサイズが小さいほど、酸素溶解効率は増加する。排水処理設備で発生する電気代の大半は、曝気ブロワによるものである。酸素溶解効率を高く出来れば、大幅な省エネが達成できる。酸素溶解効率低下の原因としては、・散気管の能力低下(気泡の粗大化)、破損。・曝気槽の温度上昇。・MLSS増加等による、曝気液の粘度上昇。その結果による、気泡粗大化。・界面活性剤(消泡剤など)流入による、気泡粗大化。・塩濃度の増加。などある。
曝気したエアー中の酸素が、曝気液に取り込まれる割合のこと。酸素溶解効率が低下し、必要な酸素量が曝気液に供給出来なくなると、酸素不足による弊害が出る。他の条件が同じであれば、曝気した泡のサイズが小さいほど、酸素溶解効率は増加する。排水処理設備で発生する電気代の大半は、曝気ブロワによるものである。酸素溶解効率を高く出来れば、大幅な省エネが達成できる。酸素溶解効率低下の原因としては、・散気管の能力低下(気泡の粗大化)、破損。・曝気槽の温度上昇。・MLSS増加等による、曝気液の粘度上昇。その結果による、気泡粗大化。・界面活性剤(消泡剤など)流入による、気泡粗大化。・塩濃度の増加。などある。
DO(溶存酸素量)DO(溶存酸素量)とは、水1Lに含まれる酸素の重量のことである。単位はmg/L。 好気処理において、DOが0mg/L付近まで低下すると、活性汚泥本来の能力が発揮出来なくなる。DOが低いと、酸素の移動速度が低下し、フロックの内部が嫌気化するためである。特に硝化槽においては、D...
消泡剤曝気液や、処理水の泡を消す薬剤として消泡剤がある。 消泡剤には、高分子タイプ(高級アルコール、脂肪酸誘導体)やシリコンタイプがある。 消泡剤の添加により、 ・曝気槽のDO低下。(酸素溶解効率低下) ・処理水のCODMn、BOD増加 などの弊害が出る場合もある。...
散気管散気装置、ディフューザーとも呼ばれる。曝気する際に、気泡を小型化し、酸素溶解効率を高めるための装置。 ・メンブレンタイプ ・多孔質タイプ ・阻流円筒タイプ などのタイプがある。 各タイプとも、酸素溶解効率、圧損、詰まりやすさ、メンテンナンス性、商品寿命などに、一長一短がある...
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