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DO(溶存酸素量)

DO(溶存酸素量)とは、水1Lに含まれる酸素の重量のことである。単位はmg/L。


好気処理において、DOが0mg/L付近まで低下すると、活性汚泥本来の能力が発揮出来なくなる。DOが低いと、酸素の移動速度が低下し、フロックの内部が嫌気化するためである。特に硝化槽においては、DOが2mg/Lを下回ると硝化活性が低下する可能性が高い。


好気処理槽の全ての槽のDOが0mg/L付近だと、酸素不足により各種問題が発生する。有機物処理に問題が出るばかりでなく、悪臭が発生する可能性もある。


一方、糸状性バルキングの抑制のために一部の槽のDOを0mg/Lにすることで、糸状菌が減少する場合がある。

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