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生分解性

化学物質の微生物による分解可能性を生分解性という。


排水の生物処理においては、活性汚泥中の細菌により、曝気槽の滞留時間内に分解可能であれば、生分解性が高い(十分)といえる。


生分解性の低い物質(難分解性物質)が排水中に増加すると、処理水のCODMnは増加傾向となる。


排水や化学物質の生分解性は、分解度試験により、確認可能である。また、化学物質の生分解性は、SDSの「環境影響情報 」欄に記されている場合もある。


【参考】

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