SS水中に懸濁している不溶解性物質をSS(suspended solids)という。処理水中のSSの主成分は、活性汚泥由来の分散菌や、微細フロック、未分解の固形有機物である場合が多い。従って、フロック性状が改善すれば、処理水のSSも低減可能である。処理水SSの主成分が分散菌や微細フロック、その他有機物である場合は、SS濃度に応じて、BOD濃度も増加する。沈降性悪化時の処理水SS増加は、沈殿槽による固液分離の大きな弱点である。一方、MBRでは、安定して処理水のSSを0mg/L程度に維持することが出来る。
水中に懸濁している不溶解性物質をSS(suspended solids)という。処理水中のSSの主成分は、活性汚泥由来の分散菌や、微細フロック、未分解の固形有機物である場合が多い。従って、フロック性状が改善すれば、処理水のSSも低減可能である。処理水SSの主成分が分散菌や微細フロック、その他有機物である場合は、SS濃度に応じて、BOD濃度も増加する。沈降性悪化時の処理水SS増加は、沈殿槽による固液分離の大きな弱点である。一方、MBRでは、安定して処理水のSSを0mg/L程度に維持することが出来る。
BOD/COD Cr比率BODとCOD Crの比率(BOD/CODCrの数値)を見ることで、排水や化学物質の、活性汚泥による生分解性を簡便に推測できる。 一般的に、BOD/COD Cr比率が0.4を超えていれば、その排水や化学物質は、生分解性が高い(易分解性)と推測出来る。例として、易分解性である...
BOD(生物化学的酸素要求量)生物化学的酸素要求量。水中の有機物の量を、微生物による酸化分解時に消費される酸素の量で表したもの。BODが高ければ、生物分解可能な有機物が多く含まれていると判断される。 BODの分析値は、測定条件(植種する汚泥など)により、大きくバラつく。同じ排水サンプルでも、依頼する測定...
BOD(長期間)一般的に、BODとは5日間の生物化学的酸素要求量「BOD5」のことである。しかし、BOD5では、活性汚泥で生物分解可能な有機物の全てを検出することができない。サンプルに含まれていた細菌や、植種した細菌が5日間に生物分解出来る有機物は、限られているためである。...
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