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栄養剤

活性汚泥に不足している栄養塩を添加するための薬剤。主成分は窒素、リンの商品が多い。形状は液体、または粉末である。


栄養剤を必要量以上添加すると、活性汚泥に吸収されない窒素、リンが処理水に残り、それぞれ、排水基準を超過する可能性があるので、注意が必要である。


また、窒素が残りすぎると、硝化(硝酸態窒素)による弊害(pH低下沈殿槽での汚泥浮上)が出る場合がある。


嫌気処理では微量元素が不足しがちであり、ニッケルやコバルト等の微量元素を含む栄養剤がも使用されている。


どのような栄養剤が、自社の排水処理設備に適合するかは、排水の組成により大きく異る。水処理薬剤メーカー等に問い合わせると良い。

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