窒素成分のうち、亜硝酸に由来するもの亜硝酸態窒素という。NO2-Nと表記される。
亜硝酸態窒素が処理水に含まれると、有機物ではないが、CODMnとして検出される。また、BODとして検出される(n-BOD)可能性もある。有機物処理に問題がないのにCODMnやBODが高い場合は、亜硝酸態窒素が原因である場合がある。
亜硝酸態窒素は、曝気槽や処理水のpH低下の原因にもなる。
亜硝酸態窒素は、
・流入する窒素源を減少させる。(栄養剤低減などにより可能な場合。)
・硝化促進運転により、硝酸態窒素にする。
・硝化抑制運転により、アンモニア態窒素のままにする。
・硝化抑制剤により硝化反応を停止し、アンモニア態窒素のままにする。
・脱窒反応により、窒素ガスにする。
ことにより、低減が期待できる
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