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N-BOD

N-BODとは、アンモニア態窒素や、亜硝酸態窒素由来のBODのことである。

水中にアンモニア態窒素や亜硝酸態窒素が存在し、かつ硝化菌が多く存在すると、BOD測定中に硝化(酸化)反応が起こる。このときの硝化反応で消費される酸素が、N-BODとして測定される。


アンモニア態窒素1mg/Lは、計算上最大4.6mg/LのN-BODとなる。

亜硝酸態窒素1mg/Lは、計算上最大1.1mg/LのN-BODとなる。


有機物の処理は問題ない(処理水のTOCは低い)のに、BODが高い場合は、N-BODが原因の可能性が高い。分析機関にN-BODや、アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素の測定を依頼すると良い。


処理水のN-BOD低減のためには、

・排水の窒素分低減(栄養剤減量などにより可能であれば)

・硝化促進運転(アンモニア態窒素、亜硝酸態窒素が減るため)

・処理水のSS低減(BOD測定時に硝化菌が減るため)

が有効である。


なお、これ以上酸化されない硝酸態窒素は、N-BODにはならない。


また、亜硝酸態窒素はCODMnとしても検出されるため、注意が必要である。


なお、有機物のみによるBODは、C-BODと言う。

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