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過負荷

過負荷とは、活性汚泥の能力を超える負荷(排水)が流入することである。過負荷の状態では、処理性(BODCOD MnSSなど)や活性汚泥の沈降性(SVSVI)が悪化する。


ろ過後(SS除去後)処理水のBODが高い(数10mg/L)場合は、過負荷と判断される。


たとえ排水処理設備の仕様以下の負荷であっても、現時点の活性汚泥の能力を上回る負荷が流入した場合は、結果として過負荷となる。


解決のためには、状況、予算に応じて


1、活性汚泥の処理能力向上(処理能力低下の原因排除。運転条件の最適化。)

2、負荷(排水処理量)の低減

3、排水処理設備の改造、増能力


を実施する。


「1、活性汚泥の処理能力向上」後の最大負荷は、連続試験により詳細に確認可能である。

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